活用シーン毎に違うカタログギフトのバリエーション
カタログギフトは受け取った相手が具体的なギフトを選べるのが大きな魅力です。
1つのカタログギフトの中には、非常に多くの商品が載っているので、好きなものや必要なものがたいてい見つかるでしょう。
そして、カタログギフトそのもののバリエーションも豊富です。
どんなシーンでも使えるカタログギフトというのもありますが、活用シーンに合わせたアイテムを揃えているカタログギフトもあります。
例えば、結婚式の引き出物ならブライダル用カタログを選ぶといいでしょう。
また、特定の傾向のアイテムを揃えたコンセプト型カタログギフトなどもあります。
カタログギフトは、贈る品物そのものは選ばなくても、カタログ選びで相手をより喜ばせられるのが大きなメリットです。
ブライダル用カタログ
ブライダル用カタログギフトは、結婚式の引き出物や内祝いなどで贈ることを想定しているカタログギフトです。
表紙にウェディングケーキや花束などの写真が使われていることが多く、お祝い用というイメージが強くなっています。
また、掲載されている商品も家庭で欲しくなるようなものが多くなっています。
例えば、小さなお子さん向けのおもちゃや新しい生活を彩るインテリア、生活雑貨や日用品が男女共に選びやすい品揃えになっています。
またお菓子や食べ物も種類が豊富ですので、引き出物でもらったときはこのような商品を選ぶ方も多いのではないでしょうか？
カードタイプのカタログギフトもあり、そちらも鮮やかなイラストが記載されています。
仏事用カタログ
葬儀や法事などを行うときには、参列者の人たちが喪主に対して香典が渡されます。
これに対して喪主は香典返しという形で、お返しを行います。
仏事用カタログギフトは、その香典返しで用いることを想定して作られているカタログギフトです。
香典返しではお茶やタオルなどを贈ることが多いでしょう。
仏事用カタログギフトでも、お茶やタオルなどを中心に掲載しているのが特徴です。
もちろん、さまざまな種類の商品がありますが、比較的落ち着いた色味のものが多く、「和」のイメージが強いカタログギフトになっています。
香典は年齢や故人との関係により相場がありますが、香典返しにも相場があります。
概ね香典の半分くらいの金額のものを選ぶのが無難です。
カタログギフトなら、予算別に細かく分かれているため、そのような相場に合わせたギフトを贈れるでしょう。
安いものだと2,000円前後、高いものなら5万円くらいまであります。
コンセプト型カタログ
コンセプト型カタログギフトは、特定のジャンルに関連する商品を集めたカタログギフトです。
通常のカタログギフトでは、基本的にオールジャンルの商品を掲載しています。
そのため、トータルで見た場合の品揃えは豊富でも、1つ1つのジャンルで見てみると、オーソドックスな商品しかない場合もあるでしょう。
コンセプト型カタログギフトなら、ひとつのジャンルに絞った商品の中から選べるのが特徴です。
例えば旅行に特化したカタログギフトなら、ホテルの宿泊券やテーマパーク利用券などが選べます。
もし「時間がない！」といった場合でも、地方の名産品をもらえたりもします。
また、セレクトショップ監修のコンセプトカタログもあります。
例として、アパレルショップの「BEAMS」が監修したものの場合、通常のカタログギフトでは見当たらないオリジナルの洋服や日用品が掲載されています。
相手が好きなブランド・ジャンルが分かる場合には特におススメですよ！
百貨店型カタログ
百貨店型カタログギフトは、大手百貨店で実施しているカタログギフトのサービスです。
その百貨店のバイヤーが厳選した商品を掲載しています。
オリジナルの商品も多く、普段は自分で買う機会がないような高価な商品も選べます。
百貨店では取り扱っている商品の種類が多いため、カタログギフトに掲載されている商品のバリエーションも豊富です。
表紙には素敵な写真と一緒に百貨店のロゴが掲載されており、百貨店のブランド力も魅力的に感じられるでしょう。
また、形のある品物だけでなく旅行やお食事のようなギフトを選べる百貨店型カタログギフトもあります。
こちらも結婚内祝い用や出産お祝い用、お香典返し用など用途別に分かれているものがあるので、少し豪華なギフトにしたいというときには選択肢として良いかもしれませんね。
カタログギフトを使い分けよう！
カタログギフトは、汎用性の高い総合カタログギフトの他に、特定の活用シーンを想定したものもあります。
表紙には、活用シーンに合う写真や絵柄などが用いられているので、実物がなくても雰囲気を実感できるでしょう。
贈り物をする際には、ぜひ活用シーンに合ったカタログギフトを贈ってみてください。
