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お見舞いにもカタログギフト?入院中・退院済など状況には注意!

お見舞いにカタログギフトってどうなの?

病気やけがのお見舞い、というと少し気分を変えるために果物を贈ったり、もしくはパジャマなど療養のときにあったら便利なものを想像しますよね。

ただ、相手のことを考えた途端、「実は食べられなかったりしないかな」とか「他の人のお見舞いとかぶっていないかな」とか、不安になったりしませんか?
お見舞いとなると妙に気を遣ってしまい、そのままやめてしまうことや割り切って渡してしまうことも…。

昨今ではお見舞いのシーンでもカタログギフトを用いる機会が出てきています。
すぐに食べられたり使えたりはできませんが、快復したあとの楽しみになったり、必要になりそうな物を後々頼めたりなど、相手の状況を気遣えるギフトとして使いやすくなっています

では、どのようなカタログギフトがお見舞いとして使えいやすいのかなどを見ていきましょう。

入院中の食事制限など、カタログの種類に注意

相手が病気の場合に注意したいのが、食事制限です。
糖尿病なら甘いものはNG、高血圧なら塩気の強いものはNGなど、厳しい食事制限があるかもしれません。

とくに現在入院しているのであれば、食事制限がある可能性は高いといえるでしょう。

そして、もし食事制限があるのであればグルメに特化したカタログギフトはあまりおすすめしません。
なぜなら、カタログの中に本人が食べられない商品がたくさん掲載されている可能性があるからです。
もしかしたら、グルメのカタログギフトを眺めるだけでもストレスになってしまうかもしれません。

相手の状態を確認するときには食事制限についても尋ねておくといいでしょう。
もし食事制限がないようであれば、グルメのカタログギフトも喜ばれるはずですよ。

退院済みでも相手の体調がわからないときは?

相手が退院すると普段の状態に戻ったと思ってしまいがちですが、退院後も治療が続くケースは多々あります。
自宅療養になっただけで、体調はまだまだ優れないままかもしれません。

そのため、退院したからといっていつも通りの感覚でカタログを選ぶのは避けた方がいいかもしれません。
本人が自分自身の体調に合わせて商品を選べるように、バリエーションに富んだカタログを贈るといいでしょう。

例えば、普段はアウトドアが好きな人でも、退院後すぐはあまり外出できないかもしれません。
そのため、体験型ギフトに特化したカタログはお見舞いの品として不向きです。

しかし、体験型ギフトも含めて色々な商品が掲載されているカタログギフトなら、本人の状態に合わせて柔軟に選んでもらうことができます。

療養に向けたグッズのカタログギフト

カタログギフトの中には、療養に向けたグッズがたくさん掲載されているものもあります。
レンジでチンするだけで作れるおかゆなどは療養中には重宝しますよね。

カタログギフトを選ぶときには、ぜひ中身をチェックして療養に向けたグッズがあるかどうかをチェックしてみてください。
まだ完全に回復していない状態であれば、療養に向けたグッズは相手にとってとてもありがたいはずですよ。

カタログギフトでお見舞いするときの注意点

お見舞い向けのカタログギフトもあり、これなら使いやすいのではないでしょうか?
あとはお見舞いするときの注意点やマナーなどにも気を付けておきましょう。

せっかくの相手を思いやった贈り物なのに、失礼になってしまうことをしてはもったいないですからね。

基本的なマナーや意外と見落としがちなこともあるので、贈る際のチェックポイントとしてもらえればと思います。

相手の状態を正しく理解する

お見舞いを贈るにあたって一番大切なのは、相手の状態を正しく理解するということです。
知らないで贈ってしまうと、相手にとって嬉しくないものを選んでしまうかもしれません。

どのような病気なのか、それともけがなのか…その様子によって、贈れるものも変わってくるはずです。
そして、現在入院中なのかなどは、しっかりと確認するようにしてください。

お見舞いの贈答様式

お見舞いにカタログギフトを贈る場合にも、のしをかけることがあるかもしれません。
例えば、会社の上司へのお見舞いなど、少し公的なシーンのときはきちんとした贈り物をした方がマナーとして良いですよね。

お見舞いでののし紙は「五本結切のしなし」あるいは「花結びのしなし」のものを選びましょう。

表書きは「御全快記念」、「御快気記念」、「祈御全快」、「御見舞」などが一般的です。
なお、名前はフルネームで、上書きよりもやや小さめに書きましょう。

予算は3,000円から10,000円ほど

お見舞いに贈る品の予算は、3,000円から10,000円ほどが一般的です。
予算は相手との関係性によっても異なり、親族を見舞う場合は友人を見舞う場合よりも予算が高い傾向にあります。

高価すぎるものを贈っても相手に気を遣わせてしまうので、相手との関係性を考慮したうえで予算を検討してみてください。

送り先は自宅か、病院宛かもチェック

意外と見落としがちなのが、カタログギフトの送り先です。
直接お見舞いに出向いて手渡すのであれば問題ありませんが、郵送する場合には入院先に送るべきか自宅に送るべきかを必ず確認しましょう。

長期で入院している人へのお見舞いだと、つい病院に送ってしまいたくなりますが、家族がいる場合などは自宅に送ってもらった方がありがたいかもしれません。

カタログギフトで元気づけ!

病気や怪我で療養している間は、どうしても気分が沈んでしまいがちです。
しかし、自分のことを想って見舞ってくれる人がいれば気分もスッと明るくなるかもしれません。

親族や友人などが病気やけがを患っているときには、ぜひ素敵なカタログギフトを贈って元気づけてあげてくださいね。