もくじ
カタログギフトの歴史
冠婚葬祭において重宝されているカタログギフトですが、かつてはあまりポピュラーな物ではありませんでした。
では、どのようにしてカタログギフトが始まったのか、そしてどうして流行したのかについてみていきましょう。
カタログギフトの始まりは1987年
カタログギフトは、1987年にギフト販売会社のシャディ株式会社が始めたものだといわれています。
初めの頃はあまり世間に認知されておらず「カタログギフトを贈るのは失礼だ」と考える人もいましたが、メリットが多くあることから徐々に広く受け入れられるようになりました。
なお現在では幅広いジャンルの商品が掲載されているカタログギフトですが、当時はいわゆる贈答品がほとんどだったようです。
カタログギフトが流行した理由
結婚祝いやお中元、お歳暮、そして香典返しなど、1年を通してギフトを選ぶ機会は数多くあります。
しかし、相手に喜んでもらえるような商品を選ぶのは簡単なことではありません。
冠婚葬祭ではタブーとなる物も多く、ギフト選びを負担と感じる人は少なくありませんでした。
その点、カタログギフトなら贈られた側が欲しい物を自由に選ぶことができ、マナーについて心配する必要もありません。
カタログギフトが流行したのは、このようなことが理由だといえるでしょう。
現在では幅広いシーンで利用されるギフトに
「贈り物は嬉しいけれど、できれば品物は自分で選びたいな……」という人は少なくありません。
そのようなニーズに合ったカタログギフトは、現在では幅広いシーンで利用されています。
冠婚葬祭はもちろんのこと、出産祝いや就職祝い、引っ越し祝いなどで選ばれることも多くなっており、その需要はどんどん増えているといえるでしょう。
カタログだけでなくカード形式も
カタログギフトというと冊子をイメージする人が多いかもしれませんが、最近ではカード形式のカタログギフトも登場しています。
ここでは、カード形式のカタログギフトの概要やメリットをご紹介します。
カード式カタログギフトの仕組み
カード式のカタログギフトには、ウェブサイトのURLとログインIDおよびパスワードが記載されています。
そして、ウェブサイトにログインすることでネットショッピングと同じ要領で商品を注文することができます。
オンラインですべてが完了するために冊子が必要ないという点が、一般的なカタログギフトとの大きな違いだといえるでしょう。
軽くて持ち運びやすい&安いのがメリット
カード式カタログギフトのメリットとしてまず挙げられるのは、カード1枚のため軽くて持ち運びやすいということです。
見た目の豪華さはないものの、遠方からのゲストにとっては嬉しいポイントだといえるでしょう。
また、冊子の印刷費用がかからないために、値段がやや安くなります。
多くの人にギフトを贈るときには、大きなメリットだといえるのではないでしょうか。
今では多くの会社でも取扱いアリ
「カード式が欲しくても取扱っているお店が少なくて、選択肢が少なくなってしまうのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、多くの主要会社はカード式カタログも販売しています。
値段も幅広く用意しているので、きっとぴったりのカード式カタログが見つかるはずですよ。
体験などの「コト」もギフトに
普通の贈り物とカタログギフトの大きな違いの1つは「モノ」ではなく、体験のような「コト」をプレゼントできるということです。
ある程度の年齢になると、身の回りの物は一通り揃っているもの。
そんな相手にも、体験型のギフトならきっと喜んで受け取ってもらえるはずです。
体験型ギフトでどんな体験ができる?
体験型ギフトとは、その名の通り体験を贈ることのできるギフトのことです。
温泉旅行や体験型サービスも選択肢になったため、とくに欲しい物はないという人にも喜んでもらうことができます。
内容は、温泉旅行、スパやクルージングやフラワーレッスンなど、カタログによって選べるバリエーションも豊富。
体験型ギフトに特化したカタログギフトなら、幅広い選択肢の中から選んでもらうことができますよ。
体験ギフトで「思い出」をプレゼントしよう
体験ギフトの良いところは、相手に思い出をプレゼントできるということです。
物は形として残りますが、体験は心に残る物。
もしかしたら、相手にとって大切な宝物になるかもしれません。
カタログギフトは誰もが喜ぶ贈り物
カタログギフトが流行している現代は、まさに欲しい物を選べる時代だといえるでしょう。
贈り物を選ぶのは難しいものですが、カタログギフトならまず間違いありません。
贈り物に迷っているのであれば、ぜひ相手に合ったカタログギフトを選んでみてくださいね。