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カタログギフトでお歳暮を贈るのは失礼?お礼状やのしの書き方などマナーを解説!

カタログギフトでお歳暮を贈ろう!

冬のごあいさつと言えば、やはりお歳暮ですよね。
カタログギフトもお歳暮として人気を高めています。

そこで、ここではお歳暮でカタログギフトを贈る際の注意点やマナーについてまとめました。
お歳暮の準備を始める前に、ぜひ一度確認してみてください。

お歳暮?お年始?寒中見舞い?

お歳暮の他にも冬のごあいさつとして、お年始(お年賀)と寒中見舞いがあります。

お歳暮は、今年1年お世話になったことへの感謝の気持ちを込めて年末に贈るもの。
直接手渡す人もいますが、何かと忙しい時期であるため配送する人も少なくありません。

お年始(お年賀)は新年のごあいさつです。
そのため年末に繰り上げて贈ることはなく、お歳暮とは違って直接手渡しするのが一般的です。

そして、寒中見舞いは1年で一番寒い1月から2月の時期に行う見舞いです。
あいさつ状を出すだけの場合もあれば贈り物を贈ることもあります。

このように、お歳暮、お年始(お年賀)、寒中見舞いはそれぞれ意味合いが異なり、風習も違ったものとなっています。

お歳暮を出すのが遅れてしまったなら、寒中見舞いとして郵送することができるなども考えられるので、このような違いも頭に入れておくといいでしょう。

相手の家族構成や趣味嗜好を考慮する

カタログギフトを贈るときには、相手が好きなものを選べるというだけで安心してしまいがちです。

しかし、実は一口でカタログギフトと言っても掲載されている商品はさまざま。
家族構成や趣味嗜好を考慮したうえで、相手が欲しいと思いそうな商品がたくさん載っているカタログギフトを選ぶといいでしょう。

お歳暮で贈るカタログギフトとして人気が高いのはグルメ専門のカタログギフトですね。
一年が終わり、また新しい一年が始まるお祝いに、美味しい食べ物で華を添えてもらってはいかがでしょうか。

お歳暮はいつ贈る?相場は?

お歳暮は11月下旬から12月中旬までに贈ること

お歳暮は、本来であれば年末、具体的には12月13日~12月20日までの間に贈るものとされていました。

しかし、年末はどの家庭でも慌ただしくなるため、近年では早めに贈るのが一般的となっています。
お歳暮を贈る時期は地域によって違いがありますが、11月下旬から12月中旬までに贈れば失礼には当たらないと言えるでしょう。

送り先ごとに変わる相場の違い

お歳暮では何を贈るかも重要ですが、金額も見逃せないポイントです。
安すぎると失礼に当たりますが、高価すぎても相手に気を遣わせてしまうので、送り先ごとの相場は必ず確認しておきましょう。

送り先が家族や親せき、友人などの親しい相手の場合は、3,000円ほどが相場になります。

そして、上司や取引先など仕事の関係者の場合には5,000円ほどを目安にするといいでしょう。

また、とくにお世話になった場合であれば10,000円ほどの高価なお歳暮を贈る場合もあります。

お歳暮はお中元よりも2割ほど高いものを贈るのが一般的です。
これは、お歳暮には日頃の感謝の気持ちに加えて、「来年もよろしくお願いします」という気持ちも込められているためです。

お歳暮を贈るときのマナー

お歳暮を贈るにあたって、お歳暮の贈答様式(のし、水引など)や送り状などのマナーはとても大切です。
ここでは、のし紙および送り状について確認していきましょう。

のし紙は「蝶結び」で

お歳暮で使うのし紙は、赤と金の蝶結びののし紙です。
水引の上部に「御歳暮」と書き、下部には送り先のフルネームを記入しましょう。

ただし、自分または送り先のどちらかが喪中の場合にはのし紙は使えません。代わりに白の奉書紙を使うようにしてください。

そして、お歳暮を贈るときには内のしと外のしについても知っておく必要があります。

外のしは表書きがはっきりと見えるのがメリットですが、宅配便で送る場合にはのし紙が傷ついてしまう恐れがあります。
お歳暮を郵送する場合には、内のしにするといいでしょう。

送り状は手書きで書くのがマナー

送り状は、相手に感謝の気持ちを伝えるためにとても大切なものです。
せっかくお歳暮を贈っても品物だけだと失礼だと思われかねないので、送り状は必ず準備しましょう。

もっとも丁寧な形式の送り状は手紙ですが、ハガキでも問題ありません。
なお、送り状は手書きで書くのがマナーです。
書き損じることのないように、下書きをするなどの工夫をしてみてください。

お歳暮にカタログギフトを贈って感謝の気持ちを伝えよう

毎年、お歳暮に何を贈ろうかと頭を悩ませている人は多いかと思います。
しかし、本人が欲しいものを選ぶことができるカタログギフトなら誰にでも喜んでもらえるはずです。

また、予算に合わせて選ぶことができるのも嬉しいですね。今年のお歳暮には、ぜひカタログギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。